あなたの心を軽くする「ことばのはね」

あなたの心を軽くする「ことばのはね」のブログです。

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

思考の三原則☆

12月のテーマは「発心、決心、持続心」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 安岡正篤さんの生前にいただいた教えの一つに、 「思考の三原則」があります。 第一 目先に捉われず長い目で見る 第二 一面的に見ないで多面的全面的に観察する …

あらゆることが砥ぎ石となる☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 中国古典はなるべく手広く読まれることをお勧めしたい。 ただし、 ただ闇雲に何かよい言葉はないかと書物を開いても、 そんなものは見つからない。 真剣に生きていればこ…

中国古典の服用法☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 中国古典もまた、 人の心を強くしてくれる力を持っている。 ただし、 それには服用法があるため、 参考までに述べておきたい。 一、 一つの学派の主張だけでなく、 相反…

多重思考☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン どちらかといえば、 日本人は「単一思考的」で、 例えば『論語』がいいと一度思い込むと、 ほかには目もくれず、 『論語』一辺倒になってしまう。 中国人は、 数千年とい…

葉隠(はがくれ)☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 『葉隠』には、 時代や体制の違いを越えた人間の 「心の芯=志」 というものが描かれている。 この価値観の変化が激しい時代、 本書が役立つとすれば、 言葉そのものでは…

古典は呼吸をしている☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 中国古典の勉強を始めてはや半世紀以上になるが、 私にとって古典とは、 博物館に入ってしまった化石のような存在ではない。 その時代時代に生きて、 呼吸をしているもの…

根っこの精神☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 木村: 特にリーダーは、 根っこの精神の部分が問われます。 まず誠実というものが根本にないといけないし、 しっかりした生き方の規範が必要です。 その上で欲望も強く…

セコムの事業と運営の憲法☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン セコムは 「あそこはいい仕事をしているね」 と言われたい。 二十年後、 三十年後、 四十年後も、 「セコムです」 と言ったら 「いい仕事をしているね」 と言われたい、 …

企業の人生観☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 事業では、 商品を企画したり売ったりすることも大切ですが、 その企業の哲学や魂をしっかり継承していくことがもっと重要です。 企業にも人生観のように、 すべての基準…

成功とは☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 四十代にさしかかる頃どういうわけか、 何をやっても手応えが感じられない状態に陥ってしまったのです。 そんな折に 「成功を売ります」 という風変わりなセールスを受け…

マネジメント☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン マネジメントというのは、 組織として何かをやるからこそ必要なわけで、 人を動かすことが重要です。 しかし人は命令では絶対に動かない。 その人の心や魂に火をつけなけ…

自分を磨き続ける☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 『中庸』の最も大切な教えは至誠です。 至誠は我々が生まれた時から天地より授けられているものであり、 それをいかに磨き発揮していくかが私たちの人生ではないでしょう…

君子の道or小人の道☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 詩に曰わく、 錦を衣(き)て絅(けい)を尚(くわ)うと。 其の文の著わるるを悪(にく)むなり。 故に君子の道は闇然(あんぜん)として日に章(あき)らかに、 小人の…

点→線→面→体☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 蓮沼先生(修養団の創立者:蓮沼門三)は私と一緒に食事をしながら、 しみじみと語ってくださいました。 「物事を成すには道程というものがある。 それは点々相連ねて線…

一万回の祈り☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 松下幸之助さんは 「何か事を為そうと思ったら、 一万回の祈りを捧げよ」 とおっしゃっておりました。 祈るとは考えることです。 一つのことをこよなく考える。 一万回と…

誠の行いは続けてこそ実る☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 故に至誠は息(や)む無し。 息まざれば則ち久し。 久しければ則ち徴(しるし)あり。 徴あれば則ち悠遠なり。 悠遠なれば則ち博厚なり。 博厚なれば則ち高明なり。 博厚…

処士☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 地位に非ずして、 家にいながら国家社会を思い続ける人を処士といいますが、 安岡(正篤)先生はまさに、 国家社会を我がことのように思い続ける処士そのものの方でした…

至誠は神の如し☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 至誠の道は、 以て前知すべし。 国家將に興らんとすれば必ず禎祥(ていしょう)有り。 国家將に亡びんとすれば必ず妖孼(ようげつ)有り。 蓍龜(しき)に見(あらわ)れ…

至誠☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 『中庸』をお読みいただくと、 「誠」「至誠」 という言葉がたくさん出てくることにお気づきになることと思います。 実はこの 「至誠」こそが『中庸』を貫く精神にほかな…

与えられた場所で全力を尽くす☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 君子は其の位に素して行い、 其の外を願わず。 富貴に素しては富貴にして行い、 貧賤に素しては貧賤に行う。 夷狄(いてき)に素しては夷狄に行い、 患難に素しては患難…

中和☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 喜怒哀楽の未だ発せざる之を中と謂(い)う。 発して皆節に中(あた)る之を和と謂う。 中なる者は、 天下の大本なり。 和なる者は、 天下の達道なり。 中和を致して天地…

シンギュラーポイント☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 物事にはシンギュラーポイントと呼ばれる特異点があります。 大したことではないと思って少しずつ積み重ねてきたことが、 ある時パッと現れる。 いいほうにも現れます。 …

君子は其の獨を慎む☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 道なる者は、 須臾(しゅゆ)も離るべからざるなり。 是の故に君子は、 其の賭(み)ざる所に戒慎(かいしん)し、 其の聞かざる所に恐懼(きょうく)す。 隠れたるより…

「縁覚」or「覚智」☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 仏教では人間の悟りの段階として 「縁覚」 という境地を説いております。 自分では実際に道を歩いていないけれども、 昔の人が残した言葉を研究して、 行くべき道標を示…

天命☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 人間が人間となるための一番の目標は何か。 結局、 天から特別な使命を受けてこの世に誕生した、 その使命を一生かかって完成していくことに尽きるのではないかと私は思…

『中庸』の精神☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 『中庸』の精神は、 その第一章に集約されていると思います。 天の命ずる之(これ)を性(せい)と謂(い)い、 性に率(したが)う之を道と謂い、 道を脩むる之を教(お…

中庸(ちゅうよう)☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 『論語』や『孟子』と並ぶ中国古典・四書五経の一つに 『中庸』という書物があります。 これは今から二千四百年ほど前、 孔子の孫である子思によってまとめられました。 …

呂新吾のことば2☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン (明末の儒者) 呂新吾はさらに言う。 「我を亡ぼす者は我なり。 人、自ら亡ぼさずんば、 誰か能く之を亡ぼさん」 どういう人生を送るか。 すべては自分にある。 そして…

呂新吾のことば1☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 明末の儒者、 呂新吾にこういう言葉がある。 「学問の要訣はただ八箇の字にあり。 徳性を涵養し、 気質を変化す」 人が学ぶのは思いやりや誠実、勤勉、 忍耐の心といった…

人は何のために学ぶのか?☆

11月のテーマは「人間を磨く」です☆ (。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン 人は何のために学ぶのか。 自分を磨くためである。 自分を磨いて、 人生を全うするためである。 どんな環境にいても、 その環境を生かして幸福のメロディを奏でることが…