あなたの心を軽くする「ことばのはね」

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その位(くらい)に素して行う☆

5月のテーマは「その位に素して行う」です☆

今月もともに学びましょう。

≪君子は其の位(くらい)に素して行い、

其の外(ほか)を願わず≫

――孔子の孫、

子思(しし)が著した

『中庸(ちゅうよう)』

にある言葉である。

立派な人物は自己に与えられた環境の中で、

運命を呪ったり不平不満を言ったりせず、

精いっぱいの努力をし、

それ以外のことは考えない、

ということである。

さらに本文はこう続く。

≪富貴(ふうき)に素しては富貴に行い、

貧賤(ひんせん)に素しては貧賤に行い、

夷狄(いてき)に素しては夷狄に行い、

患難(かんなん)に素しては患難に行う。

君子入(い)るとして自得せざる無し≫

裕福で地位が高い時も、

貧しくて地位が低い時も、

辺鄙(へんぴ)な地にいる時も、

苦難の真っ只中にある時も、

驕(おご)らずへこたれず、

その立場にある者として最高最善の努力をする。

君子はどんな環境にいても悠々自適である、

と『中庸』は教える。

致知2012年5月号(致知出版社)」

総リード「特集 その位に素して行う」 より

「その位に素して行う」

私も好きな『中庸』の言葉です。

特に…

「貧賤に素しては貧賤に行う」

「患難に素しては患難に行う」

は…

実際に苦しい時や辛い時には

いつもこの言葉を思い出し

どんな時も

「笑顔」

でいることを徹底するよう努めています。

苦しい時に

「笑顔」

でいることは

初めは本当に辛いです。

でも

「成功するから幸せではなく幸せになるから成功する」

という言葉もありますように

「幸せだから笑顔になるのではなく笑顔であるから幸せになる」

ということなのかな

そう実感する今日この頃なのです♪

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