窮するを楽しむ☆
7月のテーマは「試練を越える」です☆
(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン
伊與田:
窮地に処する言葉が『論語』にもありますね。
孔子の弟子の子路が
「君子もまた窮することあるか」
と質問すると、
孔子が
「君子固(もと)より窮す。
小人窮すれば斯(ここ)に濫(みだ)る」。
君子ももとより窮することはあるが、
小人のように道を外すことはないと答えております。
安岡(正篤)先生にも窮された時代がありました。
それが六年近い戦後のパージ(公職追放)です。
この間、
先生がどういう生活をされたか分かりませんけれども、
かえって悠々と過ごされたらしい。
荒井:
武蔵嵐山の菅谷の地に籠(こも)り、
昭和二十一年には名著『老荘思想』を書かれております。
先生はパージという苦難の時期を経て、
それまでの秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)のような厳しさから
春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)たる人柄へと変わっていかれたと
いわれるわけですが、
その転換点となったのがこの『老荘思想』です。
きっと『荘子』にある
「古(いにしえ)の道を得たる者は、
窮するも亦楽しみ、
通ずるも亦楽しむ」
のご心境だったのでしょう。
逆境を経て大成されたわけで、
我々も窮地にいて、
かくありたいものです。
時務を識るは俊傑にあり
論語普及協会学監 伊與田覺
郷学研修所・安岡正篤記念館副理事長兼所長 荒井桂 より
『老荘思想』は
「風の吹くまま 気の向くまま」
という私の勝手なイメージですが(笑)
「無為自然」
あるがまま無欲に環境に適応していく
そんな生き方・思想ですね♪
( =゚ω゚)ノ( =゚ω゚)ノ
私はちょっと苦手な考え方ですが(笑)
逆境の際は
リラックスした生き方も
いいのかもしれませんね☆
(^ー^* )フフ♪