あなたの心を軽くする「ことばのはね」

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学を絶てば憂いなし☆

4月のテーマは「先師先人に学ぶ」です☆

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井出:

老子』には、

「学を絶てば憂いなし」

という言葉で始まる一章があります。

この章で老子

「周りの人が輝いて見えて仕方のない時がある」

と言っています。

要するに劣等感を抱いてしまうということですが、

老子は、

そういう時こそ本当の自分が大きなものに包まれているのだよ、

と教えるのです。

この言葉に学生たちが共感します。

というのは、

四月の授業が始まった頃は

「よし、頑張るぞ」

とみんな意欲に燃えているのですが、

秋ぐらいになると

「やっぱりダメだった」

と反省し始める人が少なからずいます。

頑張ろうとしたけど頑張ることができずに十分な成績をあげることができなかった、

というわけです。

この挫折感は『論語』では教えません。

しかし、

老子』ならば教えます。

老子は、

「頑張ろうとしたけれど頑張れないというのも人間なんだ」

と明言し、

その人を丸ごと温かく包み込んでしまうのです。

だから、

老子』はお母さんなのです。

母親は成績がどうこうより、

子供が健康であればそれだけで無上の喜びとするでしょう。

また、

子供が落ち込んでいる時には抱きしめて慰めてくれる存在です。

致知2011年4月号(致知出版社)」

古典は人間として大切なことを引き出してくれる

麗澤大学教授 井出 元 より

先日の通り…

私は父親的な『論語』を読み

「強くある」

ことを求めている

そんな傾向があります♪

(^ー^* )フフ♪

でも

人間には「弱さ」もあるし

「できないこと」もある

その「弱さ」を認めてくれて

また歩き出すためには

「母親的に」励ましてくれる存在も大切だ♪

ということですね☆

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