あなたの心を軽くする「ことばのはね」

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素(そ)にありて贅(ぜい)を知る☆

2月のテーマは「学ぶに如(し)かず」です☆

(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン

「素にありて贅を知る」

元首相の大平正芳さんがつくった造語なんですが、

日本の社会文明の特長というのは

この言葉に尽きると思います。

いま、クールジャパンといって日本文化が世界的に評価され、

日本に学ぼうというアジアの人が増えているというのは、

そこに魅せられているんだと思います。

それを経済や経営と結びつけるのは簡単ではないけれども、

最近日本へくる観光客は、

自分の国で売っている製品より二割高くても

メイド・イン・ジャパンを買って帰りたがっています。

それは、安心だとか、静かだとか、

何かほのぼのとするというように、

製品そのものでなく、

日本の文化を買っているわけです。

質素な中にも贅の心があって、

しかも非常に長持ちをするといった長所が買われている。

一時期、

日本の洋服は不要なところまで縫ってあるとか、

オーバースペックだとか揶揄されたけれども、

いまは逆に、

そういうふうに隅々まで心配りの利いた商品だからこそ

評価されるようになりました。

そのあたりのことを考えていくと、

中国も日本から学ぶことによって

質の高い成長を実現できるだろうし、

アメリカの競争力も日本と組むことによって

お互いを利する方向で花ひらく。

ですから、

日本は自己開発能力を追及するよりも、

むしろ中国やアメリカに伴走して、

彼らとともによくなっていくことが大事だと思います。

致知2010年2月号(致知出版社)」

[対談]学び続けるリーダーこそ道をひらく より

人間の成長には欲望・願望が不可欠で

でも

それを抑制・コントロールできないといけない!

ということですね☆

( =゚ω゚)ノ( =゚ω゚)ノ ダイジダネ!!

ここでも

やはり

自分のことだけではなく

「利他の心」が大事だということですね♪

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