公に尽くす人づくりを☆
9月のテーマは「人を育てる」です☆
(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン
篠浦:
動物脳というのは保身のために働くのですが、
人間脳、
公に向かう脳というのは、
それを乗り越え、
己を犠牲にして世のため人のために尽くそうと働くわけです。
要するに武士道がそうです。
本来は本能を満たそうとする動物脳が強いから、
それをコントロールする人間脳を働かせるには、
いろんな努力が必要だと思います。
その努力をしない限りは、
脳は全体が使えない。
使えなくなると弱くなって、
病気になったり社会的なトラブルを起こすんですね。
医療的に言うと、
やっぱり天から与えられた人間の体というのは、
使わないと駄目になるんです。
僕が思うに、
脳の向かっている対象が、
己の保身なのか、
世の中を変えてもっと立派にしてやろうという公の方向に向かっているかで、
脳の使う範囲も全然違うわけです。
脳というのは、
公の方向に向かい始めるとこれまで使っていない領域も働き出します。
志が高ければ高いほど脳というのは駆使できるわけです。
それがやっぱり脳を使うコツなんですね。
そして『論語』というのは、
脳を一生徹底的に使い、
向上していくことを目指す思想だと僕は考えています。
そのことを踏まえて、
僕はこれからも医療の現場で、
人間学の効用を伝え続けていきたいですね。
瀬戸:
人間としての本当の感動とか喜びというのは、
自分の個の欲望が達成されても本当は得られないと僕は思っています。
人のために何かを為して、
その人が喜んでくれた時の喜び、
心の響きは全然違いますよね。
やっぱり人間というのは、
自分の欲望を満足させるために生まれてきたのではない。
人のために何か役に立つために生まれてきていると思うんです。
そして、
この世の中に偶然に生まれてきた人間は一人もいないと僕は思っています。
必ず何らかの使命を持って生れてきている。
残念なのは、
その使命を自分で見出すことなく死んで行く人が多いということです。
大事なことは、
自分の使命を見出し、
その使命を通じて世のため、
人のために尽くしていこうと意識することです。
そうすれば自ずと努力もしますし、
努力すれば、
時間はかかっても必ずいつかは使命も見つかるはずです。
常にそういう意識をすることが、
公に尽くすことにも通ずると思うんです。
ですから僕は、
これからも武士道や『論語』の講義を通じて、
未来を担う子供たちが、
公に尽くすような人間に育っていくよう、
尽力していく覚悟です。
対談 人間学が人を育てる
瀬戸塾塾長 瀬戸謙介 より
本当に素晴らしい両先生のお言葉の数々♪
もう今月はこれで締めてもいいような
そんなカンジですが(笑)
今月はまだまだ続きますよっ♪
(^ー^* )フフ♪
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