あなたの心を軽くする「ことばのはね」

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新・陽転思考の前に…☆

日曜日に読んだ和田裕美さんの「人生を好転させる 新・陽転思考」をご紹介したいのですが…

その前に♪

私の大好きな稲盛和夫さんの「成功への情熱(PHP研究所)」より

1つだけご紹介♪

( =゚ω゚)ノ( =゚ω゚)ノ

「極楽と地獄は紙一重」

若い修行僧がある日老師に

「地獄というのは、どんなところなのですか?」

と尋ねました。

老師は次のように答えました。

「地獄には、大きな釜の中に、うどんが湯気をたてて煮えている。

ところがそれを食べるには、

長さが1メートルほどもある長い箸を使うしかない。」

「何が起きるか想像がつくであろう」

と、老師は続けました。

「皆お腹が空いているので、

その長い箸でうどんを争って食べようとする。

しかし、箸が長すぎるため、うどんを掴むことはできても、

口に入れることはできない。

皆、自分が真っ先に食べようと、狂ったようになり、

ケンカを始め、しまいには、

うどんはあちこちに飛び散ってしまい、

誰も食べることはできない。」

若い修行僧は、

「それでは極楽とはどんなところなんですか?」

と尋ねました。

老師の答えはこうでした。

「極楽も、実は同じようになっている。

ただそこでは、人々はうどんを長い箸でつまむと、

釜の向こう側にいる人に、

『どうぞこのご馳走をお先に召し上がってください』

と、すすめる。すると、

釜の向こう側にいる人は、それを有難く受け、

『どうもご馳走さまでした。

今度はあなたにお返しをさせてください』

と、自分の箸でうどんをとってすすめる。

そこでは全員が美味しいうどんを食べることが、

つまり、永遠の至福を楽しむことができる。」

我々の人生においても

自分のことのみを考えるのか、

それともお互いに思いやりを持って接するかによって、

極楽にも地獄にもなり得るのです。

このように同じ事実でも

二つの見方・考え方があり

その考え方によって

行動も

その結果も変わってくる!

ということですね☆

( =゚ω゚)ノ( =゚ω゚)ノ

次回の「新・陽転思考」に続きます☆

(^ー^* )フフ♪