本末終始☆
中国古典『大學』にはこうあります。
「物に本末あり。
事に終始あり。
先後するところを知れば、
すなわち道に近し。」
物事には必ず本と末、
終わりと始めがあるものだ。
何を先にし、
何を後にすべきかを知って行動すれば、
人の道に大きくはずれることはない。
医学的な治療にも
痛みを和らげたり
現在の症状を解決する
「対症療法」
病気の根本そのものを治療する
「原因療法」
とありますが
その考えに近いのではないかと思います。
人生にはさまざまな課題が
次から次に出てくるものですが
何が本質で
何が枝葉末節なのか?
だから
何を先にすべきで
何を後回しにするのか?
これを常に意識し
実践していくことが
「正しい道筋」
である
ということですね。
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