あなたの心を軽くする「ことばのはね」

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小さな経営論4☆

今週は引き続き致知出版社代表の藤尾秀昭さんの

「小さな経営論」を紹介します♪

( =゚ω゚)ノ( =゚ω゚)ノ

本日は…

「人生の成功とは」についてです☆

( ´・ω・`)_且~~ イカガ?

みなさん、「成功」って何でしょうか。

手元の辞書を引きますと、

「目的を達成すること。

転じて地位や名誉を得ること」

と出ています。

事実、

若い人たちに

「成功とは何ですか」

と聞くと、

「お金持ちになること」

とか

「豊かな生活をすること」

といいます。

あるいは

「夢を実現すること」

という人もいます。

しかしそういうことが果たして本当の成功かというと、

どうもそうではないかと思うのです。

先日、

瀬戸内寂聴さんの本をたまたま読んでいました。

瀬戸内さんは二十何歳かで結婚するんです。

それで子供が生まれる。

ご主人はいいご主人なんです。

だけど瀬戸内さんは、

体の中に

「有名な作家になりたい。

自分には絶対に作家になれる才能がある。」

とたぎってくるものがあった。

それが高じて、

ついにはご主人と子供を捨てて家出してしまうんです。

そして作家の道を一筋に歩んでいく。

そして、

その熱烈な思いと努力が実り、

四十代の頃には、

連載を何本も持ち、

書く本はベストセラーになり、

いわゆる流行作家になるんです。

周りからは「先生、先生」と呼ばれてね。

自分がこうありたいと思っていたことを

すべて実現したんです。

そんな状況の中で、

瀬戸内さんの心の中に虚無感が走るんですね。

自分はこんなふうになるために、

人のいい亭主と可愛い子供を捨てて家出してきたのか。

ものすごく虚しくなって、

自殺しようとするんです。

自分の理想、

夢が全部実現して、

文句がないという生活の中で

絶望感に襲われて、

自殺しようとする。

わかりますか?

そういうものの中に本当の人生の成功はないということを、

この瀬戸内さんの事例は教えてくれているように思います。

たまたまそのときに縁があって、

瀬戸内さんは自殺をやめて出家に気持ちが変わるんです。

それで頭を剃って尼さんになって、

今の瀬戸内寂聴さんになるわけですね。

だから、

瀬戸内さんは今、

幸せな人生を送っておられるのだと思います。

本当の意味で成功しているんだと思います。

「小さな経営論(致知出版社)」著者:藤尾秀昭より

人に歴史あり♪

と言いますか…

あの瀬戸内寂聴さんにそんな過去があったなんて

私はこの本を読むまで知りませんでした。。。

( ;´・ω・`)人(´・ω・`; )

私は…

お金持ちになることも

豊かな生活も

夢を実現させることも

いいことだと思います♪

瀬戸内さんの場合は

そのプロセスに問題があったんでしょうかねぇ?

とても偉そうな言い方になりますが…

~(o>ェ<)UゝQOO~♪

誰かを犠牲にして手に入れたものでは

人はきっと幸せになれないんでしょうね♪

幸せを「与えることができる人」

だけがきっと幸せ→成功なのかなぁ…

と私は思います♪

(^ー^* )フフ♪

明日に続きますっ♪

(`・ω・´)ノ オーッ!!