チームプレー☆
7月のテーマは「将の資格」です☆
今月もともに学びましょう。
藤井:
東日本大震災以来、
日本はずっと国家的非常事態が続いているといっていい。
幕末に黒船来航から開国、
明治維新という国家的非常事態を先人はどうやって乗り越えたか。
各藩バラバラに動いていたものを、
挙国一致、
中央集権体制に変えたのである。
いまも同じだ。
声高に「地方分権」を叫ぶ首長もいるが、
いまこの状態で地方分権をしたら、
間違いなく日本は滅ぶ。
サッカーチームを考えれば分かるだろう。
個々のメンバーで個別につくった別々の作戦で
好き勝手に動いていたら絶対に勝てない。
徹底的に集権をし、
強力な求心力で一つの作戦を立て、
その範囲の中で最高の自由な個人芸を発揮するチームこそが強いのだ。
「日本復興への青写真」
国家レベルの話ではありますが
あえて
組織レベルに落としても
よく理解できますよね。
「権限移譲」
というのは非常に響きのいい言葉ですが
こと
「非常時」においては
「中央集権」である必要がある
ということですね。
上意下達の枠内で
トップ以下の小さな組織は
「自由な個人芸」
を発揮する
というバランスを保つことが重要
だということですね♪