代金の問題と解き方
本日の指導は中学1年生
本日は体験授業でしたが
方程式の文章題について学習しました
中学1年生では結構苦手にしている子が多い部分です
(^.^;
私が1年生を受け持ったら
最初にクリアーしたい単元です
その中でも
「代金」に絞って問題を解いていきました
こんな問題ですね
「兄は1000円、弟は880円を持っていて、2人とも同じ本を買ったところ、兄の残金は弟の残金の2倍になった。2人の買った本の代金を求めなさい」
方程式の文章題では以下の流れに従って解いていきます
①何を「x」と置くかを決める
②問題の通りに式を立てる
③方程式を解く
④答えを元の式に代入して確かめる
ではその通りにやってみましょう
①2人の買った本の代金を「x円」とすると
②1000-x=2(880-x)
③文字は「左辺」に数字は「右辺」に
移項するときには符号を「逆」に
展開するときには「分配法則」にてすべてに同じ数をかけて
1000-x=1760-2x
-x+2x=1760-1000
x=760
答え:760円
④実際に代入してみますと
兄は…
1000-760=240(円)
弟は…
880-760=120(円)
ちょうど兄の残金は弟の2倍になっていますので
答えは「合っています」!
…という流れで解きます
本日は初めてということでしたが
①はOKでした
②の立式でどちらが2倍か?
で悩んでいました
式が立ってからは
③の中の移項で符号がそのまま
になっているところがありました
きちんと最初に戻って
もう一度解説して
解き直しを行い
最後の確かめもしっかり行って
方程式の文章題の解き方の流れはつかんでもらいました
面倒くさがりの子も多いのですが
方程式では
最後の代入して確かめると
答えが合っているかどうかがわかる
ということが一番のポイントだと
私は思っています
類題を数問解いて時間になりましたので体験は終了しましたが
本人は次回からもがんばりたい
とのことでした
これは勉強に限りませんが
春は新しく何かを始めるにはピッタリの季節ですね
少しずつ暖かくなりましたし
私も「がんばろう!」という気持ちになりますね!
(*^^*)
教育のプロが育てる
スカイプ個別指導のステップロモ
代表 中村雄介
[caption id="attachment_193" align="alignnone" width="300"] By: Lenore Edman[/caption]