あなたの心を軽くする「ことばのはね」

あなたの心を軽くする「ことばのはね」のブログです。

台風に思う

台風は喜ばしいもの

歓迎されるものではないのかもしれませんが…

台風といえば…

今野華都子先生のお話を思い出します。

ちょっとだけ長くなりますが…

農民の人たちが田植えをしているのですが

かんばつのためもう苗が枯れそうになった。

この先3日雨が降らなかったらもう今年の収穫がないという時に

みんなで祈祷師を頼んだり

みんなで夢中になって

「お願いします、お願いします、雨を降らしてください」

とお願いする。

そうして3日目の夕方、

もう日没になる頃にポツポツと雨が降ってきて

それがザンザンの土砂降りになったとする

祈祷師も農民もみんなも

「雨だ雨だ雨だ」

ってもう狂気乱舞して踊っているとします。

また別のシーン。

今年一番の台風がやってきた。

その時に私(今野先生)が

「表へ行って、とっても楽しそうな顔をして踊りを踊ってきなさい」

とあなたたち(社員)に命令したとする。

あなたたちはどういうふうに思いますか。

「先生は私のことを大事に思っていないんだろうか。

なんでこんな雨の中?

それも楽しそうな顔をして踊りを踊ってらっしゃいって命令するんだろう??」

と思いませんか。

これを一歩さがって見ると…

土砂降りの雨の中で狂気乱舞して踊りを踊っている。

これはまさに同じ光景なんです。

けれども…

自分が望んでやったこと自分がしようと思ってやったことだと

雨に濡れてるなんて全く関係なくって

「嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい」

でしょう。

だけど人に頼まれたことだと、

「苦しいとか辛いとか寒いとか、なんでこんなこと、やってなきゃいけないんだろう?」

そうなりませんか?

…というお話です。

同じような境遇・状況だとしても

それを

「自分から望んで」

「積極的に受け入れる」

ことで

それが一見「辛い」ことだったとしても

「喜び」に変えることができる!

という大切なお話ですね♪

この話はこの本に書かれています!

[caption id="attachment_4904" align="alignnone" width="300"] By: Linda Tanner[/caption]