自己実現への神殿階層
昨日の続き
になりますが…
マズローさんの唱える
について
よく「ピラミッド階層」として説明されますが
私たちは
「神殿階層」
だと理解しています。
まず、
1番目の階層である生理的欲求は
どんな人にも存在するので
土台のようなものだと考えます。
2番目の安全欲求も
ほとんどの人に存在するので
先ほどの土台の上にある
というところまでの認識は同じです。
でも
その次の
3番目の所属と愛の欲求
4番目の承認欲求
に関しては
所属してから
承認される
ということばかりではありません。
それは承認の中に
「他者からの承認」と
「自己承認」
というものが含まれているからです。
「自分が集団から価値ある存在と認められ、
尊重されることを求める欲求」
とマズローさんは定義されています。
まるっきり一人…
ということは少ないでしょうが
世の中にはチームではなく
個人で活躍されている方もいらっしゃいますので
所属の欲求なしに
自己承認欲求を満たしている
というケースが存在します。
なので…
生理的欲求と安全欲求の土台の上に
所属欲求の柱と
承認欲求の柱が建っていて
その上に屋根のように
自己実現欲求がのっている
まるでパルテノンのような
「神殿階層」
であると理解しています。
大事なのは…
所属欲求を満たすか
承認欲求を満たした状態でしか
次の位置にある
自己実現欲求には到達できない
と考えております。
[caption id="attachment_4875" align="alignnone" width="204"] By: stephen bowler[/caption]
