あなたの心を軽くする「ことばのはね」

あなたの心を軽くする「ことばのはね」のブログです。

不善を見て退くる☆

6月のテーマは「復興への道」です☆

今月もともに学びましょう。

伊與田:

(中国古典『大学』より)

「不善を見て退くる能わず、

退けて遠ざくる能わざるは過ちなり」

「人の悪(にく)む所を好み、

人の好む所を悪む。

是を人の性に拂(もと)ると謂(い)う。

災(わざわい)必ず夫(そ)の身に逮(およ)ぶ」

と続き、

人が不善を働くのを見て退けることができなかったり、

退けても遠ざけて関係を断ち切ることができないのは、

上に立つ者の過失である。

また、

自分の気ままに、

人の憎むところを好み、

人の好むところを惡むというのは、

人の本性に逆らう自己中心的な行為であり、

必ず災いが降りかかるとも説かれています。

致知2012年6月号(致知出版社)」

[巻頭の言葉]義を以て利と為す

論語普及会学監 伊與田 覺 より

「悪」だとは知らずに

「悪」を行ったから許される

…というものでもないかと思いますが

「悪」と知りながら

それを続けてしまう

ということがあれば

その人は

人の上に立つことはできない

という大切な教えですね。

「あまのじゃく」

という方もいらっしゃるかとは思いますが

でも

一般の方が好むもの

一般の方が嫌うもの

ここに関しては

「素直な心」

を持って共有できないと

「災い」

になって返ってきてしまう

ということですね。

「組織の長」

ということに限っていえば

絶対に外せない

重要なことだといえますね!

クリックで救える命がある。

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