あなたの心を軽くする「ことばのはね」

あなたの心を軽くする「ことばのはね」のブログです。

人物の登用☆

6月のテーマは「復興への道」です☆

今月もともに学びましょう。

伊與田:

中国古典『大学』には、

「賢を見て挙ぐる能わず、

挙げて先んずる能わざるは命なり」

とあります。

「命」はここでは“怠り”と解釈します。

立派な人物を挙げ用い、

その能力を存分に発揮させることができないのは、

上に立つ者の怠りであるという意味です。

致知2012年6月号(致知出版社)」

[巻頭の言葉]義を以て利と為す

論語普及会学監 伊與田 覺 より

能力ある者が登用され

能力が発揮できない者は

別の場所にて能力が発揮できるようにしてあげる

…というのは組織マネジメントの根幹

そしてそれが上に立つ者の大事な仕事だ

ということですね。

その能力ある者の登用の仕方は

私も参考にしておりますが

「南洲翁遺訓」

が参考になりますかね。

「能あるものには職を、功あるものには禄を」

という考え方を基本にするといいですね。

ここでいう「能」はきっと

人間的な魅力

この人ならついていきたい

とそう思わせる力を持っている方

そういった方には

「役職」を与えて

人のマネジメントを行ってもらう

そして「功」は

会社にとっての「売上」に貢献する方

「業績」において成果を出す方

には

「報酬」を与えて

さらにやる気を出して仕事に邁進してもらう

ということですね。

「功」は割と目に見える成果なのでわかりやすいですが

「能」は案外目に見えにくい力ですね。

なので

上に立つ者はその「能」を見抜く力をつけるために

人間力」を磨きなさい

という教えなのだと

そう思います。

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