対比誤差
「対比誤差」とは…
人事評価を行う際に
評価者(評価を行う人)が
陥りやすいエラーの一つとして定義されているものです。
どんなものかといいますと
評価者(自分)を基準にして
被評価者(相手)を評価する
というものです。
例えば…
計画は大雑把に立てて
とにかく行動力によって
臨機応変に成果を上げるタイプの上司は
事前に綿密に計画を立てて
それから行動し
状況を分析しながら成果を上げる
そんなタイプの部下を
「高く」評価したり
逆に
「低く」評価してしまう
…といったものです。
そもそもの評価基準に照らして
…
ではなく
「評価者(自分)」に照らして
評価してしまうところから起こるエラー
だということです。
普段の生活の中では
「自分と他人との比較」
だらけ
…ですよね。
どうしても自分との比較を基準にしてしまう気持ちもわかります。
でも
そもそも自分とまったく同じ経験や能力、
実績を持つ人間なんて
他にはいないのですから
「自分との比較」
を評価に用いると
おかしくなってしまいますね。
改めていうまでもありませんが
評価の際には
きちんと
「評価基準」を軸にする
ということが大切
だということですね♪