あなたの心を軽くする「ことばのはね」

あなたの心を軽くする「ことばのはね」のブログです。

大和民族本来の姿☆

5月のテーマは「その位に素して行う」です☆

今月もともに学びましょう。

栗山:

阿部(國治)先生は、

大國主命(おおくにぬしのみこと)が

他の八十神(やそがみ)たちが敬遠した

荷物運びをすべて引き受けた気持ちが大切だと強調され、

「できるだけたくさん、

他人様(ひとさま)の世話をやかせていただくことが立派なことであり、

他人の苦労を背負い込むことを喜びとせよ」

と説かれています。

同時に、

自分はこういうことをしてあげるのだから偉い、

感謝されるのは当たり前という思いを抱くことを戒め、

これは大事な仕事である。

しなければならない仕事である

と思って仕事をするなら、

それでもうすべてである。

その仕事をすること、

それ自体が喜びであり、

感謝である。

仕事の中では、

他人様の苦労を背負うことが一番大切な仕事であり、

それが大和民族の本来の姿であると説かれています。

致知2012年5月号(致知出版社)」

「師に学んだ『古事記』の心、日本の心」

ジャーナリスト 栗山要 より

原文でいいますと

稲羽(いなば)の国の八上比賣(やかみひめ)に求婚に行く

大國主命とそのきょうだい神である八十神たち

同じ求婚に行くその一人でありながら

八十神たちの荷物すべてを大きな袋の中に入れて

皆の後に遅れてついて行く

まるで従者のような大國主命

でも

その表情には少しも悲観や怒りはなく

いつも微笑みをたたえて

元気な足取りでついて行く

この大國主命の姿こそが

「袋背負いの心」

だということなんですね。

大國主命=大黒さま(七福神

なんです。

大黒さまが背負っている袋とあの微笑みの表情が

まさに

「袋背負いの心」

だということですね♪

私も毎月『古事記』を学ぶ

「しながわ華都子塾」

こちらで使用しているテキストが

まさにこの栗山さんが編集されている

阿部國治先生の

『新釈古事記伝

です。

【注意!】

『新釈古事記伝』は書店では販売されておりません。

本の注文に関しましては

コチラ

をご参照下さい。

クリックで救える命がある。

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