名刀☆

５月のテーマは「その位に素して行う」です☆

今月もともに学びましょう。

宮入：

名刀かそうでないかの一番の違いは品格だと思います。

刀の見所というのは姿形、

鉄の色合い、

刃文、

この三つの総合的な評価です。

姿はプロポーション、

色合いは肌の色、

刃文は性格に例えられます。

そういうふうに人間に例えてみたら、

刀の評価は案外面白いかもしれません。

中條：

なるほど、

刀の性格か。

面白い。

我われが昔、

なまくら刀と言ったのは、

この三つの条件に適っていないわけだ。

宮入：

作家の性格や姿勢はそのまま作品に反映されます。

常に一流品に触れて

五感を磨かなくてはいけない理由もそれなんです。

「致知２０１２年５月号（致知出版社）」

「対談　一筋の道を歩む」

刀剣作家　宮入法廣

アサヒビール名誉顧問　中條高徳　より

大きくは…

「作家の性格や姿勢は作品に反映される」

それと同じように…

「その人の性格や姿勢も人生に反映される」

のではないかと

そう思います。

つまり…

もし立派な人物になりたいと

そう願うのなら

「品格」

を磨き高める

これに尽きるのだ！

ということですね♪