あなたの心を軽くする「ことばのはね」

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瀬戸塾勉強会2月分☆

昨日も目黒にて

瀬戸塾

論語勉強会に参加させて頂きました。

今月の論語は…

「子曰わく

 歳寒くして、

 然る後に松柏(しょうはく)の

 彫(しぼ)むに後(おく)るることを知る也(なり)」

子罕第九(二九)

 

それと合わせて

「疾風、勁草(けいそう)を知る」

後漢書

という言葉を教えて頂きました。

実は「松柏」の論語

以前に安岡定子先生の

「こども論語塾」

でも教えて頂き

とても感動したのですが

改めて瀬戸先生からも教えて頂き

さらに心揺さぶられる言葉だなぁと

そう思いました。

「寒さ厳しい冬になってはじめて

 松や柏が他の木とは違い

 立派に葉っぱをつけていることに気づく」

ということから

「人も苦しみや困難にぶつかってはじめて

 その人の真価がわかる」

という意味だということです。

同じような言葉が他にも

「君子もとより窮(きゅう)す

 小人窮すればここに濫(みだ)る」

君子は困難に直面しても平静な自分を守る。

小人は困難に直面すれば自暴自棄となってしまう。

ということです。

どうしても困難な目にあうと

「あたふた」

するものですが

それでも

「平静な自分」

をしっかりと持てることが

「君子」

を目指す者の

「頑張りどころ」

ということですね!!

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