甲陽軍鑑☆
1月のテーマは「生涯修行」です☆
今月もともに学びましょう。
(抜粋にてまとめております)
武田信玄の兵法について記した小幡景憲編の
『甲陽軍鑑(こうようぐんかん)』
には、
信玄が修養の人であったことを示す言葉が残されています。
「人はよく、
負けるはずのない戦いに負けたり、
あるいは滅びるはずのない家が滅びると、
それは天の命だというが、
そんなことはない。
自分はそういう場合は天命ではなく、
いままでのやり方が悪かったためだと思っている」
「自分が好きなことはなるべくしないように。
むしろ嫌だと思うことをするように」
「人間はそれぞれ木の幹のようなもので、
学問は幹から伸びた枝や葉のようなものだ。
そのことを十分弁(わきま)えたうえで、
学問を身につけるように」
「自分の学んだことを人にひけらかしたり、
自慢する必要はないと考える人間が、
私が尊敬する真の知恵者である」
「学問せよ。
武術だけが優れていても本当の武士ではない」
「戦国武将の自己修養法」
明治学院大学教授 武光 誠より
武田信玄は歴史上の
「智将」
として有名ですが
その要因が言葉の端々から感じ取れますね♪
どれもとても共感するものがありますが
やはり最後の
「文武両道」
の大切さを伝える言葉は
しっかりと重く受け止めたいと
そう思います。
(※「文質彬彬」)