あなたの心を軽くする「ことばのはね」

あなたの心を軽くする「ことばのはね」のブログです。

二つの規範☆

12月のテーマは「孔子の人間学」です☆

今月もともに学びましょう。

孔子は二つの規範を大事にして一生を歩んだのではないか。

論語』を繙(ひもと)くと、

そんな思いがする。

一つは忠恕(ちゅうじょ)である。

有名な里仁篇の一節にこうある。

孔子

「曾子(そうし)よ、

私は一以てこれを貫いてきたよ」

という。

曾子が

「はい」

と答える。

他の弟子が

「どういう意味ですか」

と聞く。

曾子は

「先生の道は忠恕のみ」

と答えた。

忠とは中する心。

一体になる心である。

その心を人に向けた時に恕、

思いやりになる。

忠も恕も一つである。

もう一つの規範は、

「天を怨(うら)まず、

人を尤(とが)めず、

下学(かがく)して上達す」。

孔子の人生にはいやなことも辛いことも理不尽なこともたくさんあった。

しかし、

何があっても天を怨まず人を尤めず、

日常の下世話な苦労に学んで自分の徳を磨いていった、

ということである。

致知2011年12月号(致知出版社)」

総リード「特集 孔子の人間学」より

順番が前後したかもしれませんが

今月の最後に

父師の言葉により締めさせて頂きました。

「忠恕」を以て

「自反尽己」

すべてを自分の責任と捉えて己を尽くす。

その生き方こそ「君子」である

という大切な教えですね!

本当に12月号の特集は

とてもズッシリと心に響く

そんな感激の「致知」でした!!

早いもので…

2011年も本日で終了です!

今年は私にとっては転機の年でした。

皆さまは素敵な1年が過ごせましたでしょうか?

また来年も元気にお会いできますことを心より楽しみにしております。

本年も私のブログをお読み下さいましてありがとうございます!

素敵な年越しになりますように~☆

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