世のため人のために役立つ人間☆
12月のテーマは「孔子の人間学」です☆
今月もともに学びましょう。
瀬戸:
瀬戸塾に空手を習いにきている子供は約七十人いますが、
『論語』の勉強会は日曜日にやりますから、
全員が参加するとは限りません。
いつも三分の一くらいの人数ですが、
『論語』の勉強会にいつも参加できない子供と、
空手の稽古と『論語』の勉強会と両方に参加できている子供とでは、
確実に人間的な違いが出てきますね。
『論語』には、
いかに生きるべきかが書かれてありますから、
それを学ぶことによって、
「自分はこう生きなきゃいけないんだ。
世の中に役に立つ人間にならなきゃいけないんだ」
という自覚が生まれてくるのです。
いまの子供たちは昔と違って志がないですよね。
個人主義の考え方で、
自分が幸せになればいい、
家族が幸せならいいというその程度ですから。
だから、
「それじゃいけないんだ。
天下国家の役に立たなかったら生きている意味がないんだぞ」
と。
そして、
常に
「君子を目指せ」
としつこいくらいに言って聞かせます。
役に立つ人間になるには、
自分に実力をつけなければいけません。
実力をつけるためには、
学校の勉強も一所懸命やらなきゃいけないという思いが湧いてきて、
熱心に取り組みますから成績だって確実に上がっていきます。
『論語』の勉強会に来ている子供のほとんどが私立の難関校へ入っています。
「子供たちの生き方を変える『論語』」
寺子屋「石塾」主催 岩越豊雄
瀬戸塾塾長 瀬戸謙介 より
「文武両道」
「志」
「努力」
これらがそろって初めて
「君子」
だということですね。
瀬戸先生のお話の中に
「いまの子供たちは志がない」
とありましたが
…
それは
現在の教育がそうさせているだけ
なんですよね。。。
やはり小さい子供のうちから
これらの古典に触れる機会をどんどん増やすこと
この活動が有効なのでは
と強く思います!!