あなたの心を軽くする「ことばのはね」

あなたの心を軽くする「ことばのはね」のブログです。

一言で『論語』をマスターする☆

12月のテーマは「孔子の人間学」です☆

今月もともに学びましょう。

安岡:

「学んで時に之を習う、

亦説(よろこ)ばしからずや。

朋有り、

遠方より来(きた)る、

亦楽しからずや。

人知らずして慍(いきどお)らず、

亦君子ならずや」

これは『論語』の冒頭に出てくる章句ですが、

お子さんたちにはこれをマスターすれば、

論語』のすべてを体得したも同じですといっているんです。

祐木:

ああ、

私もこれは好きですね。

どのように教えられているのですか。

安岡:

まず

「学んで時に之を習う」

の「之」の部分に

いま自分が頑張っているものを当てはめてみてください、

と。

例えばサッカーだとすると、

「毎日練習しているとどうなるの?」。

するとほとんどが迷わず

「うまくなるに決まってるじゃん」

って言うんです。

そこで

「目標を持って頑張り続けていると、

いつか上達したことを実感できる瞬間がくる。

そんな体験ができたら嬉しいでしょ?

これが最初の

“学んで時に之を習う。亦説ばしからずや”

ですよ」

と。

次の

「朋有り、遠方より来る亦楽しからずや」

は、

「そうやって目標に向かっている時に、

一緒に頑張り、

語り合える友達がいたら素晴らしいですね」

と。

一生付き合っていける本当の友達をつくりましょう

といった話をするんです。

三つ目の

「人知らずして慍らず、亦君子ならずや」。

ここは肝心なところで、

「一所懸命頑張っているのに、

認められなかったり褒めてもらえなかったりする。

そんなことない?」

そう質問すると

「あるある」

って反応が凄いんです(笑)。

ゴールを決めたのにママが見ていてくれなかったとか、

もっと頑張れと言うとか、

ここぞとばかりにいろいろなことを言います。

それを受けて私が

「先生の年になっても褒めてもらったら嬉しい。

だけど、

そういう時ばかりではありません。

褒められないからと言ってサッカーやめる?」

と聞くと、

「絶対やめない」

という答え。

「どうして?」

と聞くと、

「だって好きだもん。うまくなりたいもん」

と答えます。

お子さんたちの答えはごく当たり前です。

褒めてもらうためにサッカーをするのではなく、

自分のために頑張っているのです。

「褒めてもらえなくてもがっかりせずに、

理想を持って頑張り続けていくことが大切。

そういう人になりましょうね」

と話します。

致知2011年12月号(致知出版社)」

「女子も『論語』が面白い」

作家 祐木亜子

安岡活学塾 銀座・寺子屋こども論語塾講師 安岡定子 より

この一言で『論語』をマスター

できますよね!

お子さん向けの話ですが

大人にもとても理解しやすく

実感として本当にわかりやすい教えだと思います。

これくらいわかりやすく教えることができるように

私もまだまだ勉強しなければと

そう思いました♪

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