あなたの心を軽くする「ことばのはね」

あなたの心を軽くする「ことばのはね」のブログです。

水到(いた)れば渠(きょ)成る☆

11月のテーマは「人生は心一つの置きどころ」です☆

今月もともに学びましょう

「(安岡正篤)先生、

私の思うものはどうしたらできるでしょうか。

一句で成るような言葉はございませんか」

と尋ねると、

先生はすぐに筆を執られて、

「水到渠成」

の四文字を半切に揮毫してくださいました。

そして、

「水到(いた)れば渠(きょ)成る。

あまり深く考えずとも、

水が来れば自然に溝ができるものだよ」

とおっしゃっていました。

お礼を述べて辞去した後、

これにはきっと深い意味があると思い辞書を引いてみたところ、

水という字には徳という意味もあることが分かりました。

つまり、

徳を積めば自ずと事は成るものであり、

先生は、

おまえにはまだ徳が足りないから、

慌ててものをつくろうとしてもできないのだと示唆されたのです。

以来私は、

己の徳を高めるべくひたすら努力を積み重ねてきました。

腹に一物あっては、

いくら善を積んでも本当の徳は備わりません。

逆に

「水去れば渠敗る」

(水がなくなれば溝も自らなくなる)

で、

徳がなくなればせっかくつくったものも失われてしまいます。

報いを求めずに積み上げていくものこそが、

本当の徳に繋がることを心しなければならないと思います。

致知2011年11月号(致知出版社)」

[巻頭の言葉]水到れば渠成る

論語普及会学監 伊與田覺 より

私にとっては

伊與田先生も偉大な人物なのですが…

その師である安岡正篤先生はそれ以上に偉大だ

ということですね!

私もまだまだ水が到っていない状態です。。。

徳を磨いて

さらに磨いて

溝を深くつくれるよう

自らを修めていきます!!

Facebook情報】

Facebookだけのお得な情報はコチラ

おまけ情報はコチラ

どちらも「いいね」をクリックしてご覧下さい!

クリックで救える命がある。

ペタしてね