不幸というものはれっきとした私有財産☆
8月のテーマは「思いをこめる」です☆
(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン
クライン:
うちの息子が大学を卒業して、
ある企業に入りました。
学生の頃アルバイトをしていて
その会社にはいいトップがいたものだから、
その人の下で働きたいと思って入った。
ところが異動になって、
次にバトンタッチをしたトップときたら無能でひどかったらしいんです。
だけど彼はそれを我々には一言も言わなかった。
私も別なルートから聞いてはいたけど、
知らん顔していました。
その後、
息子は転職しましたが、
その時私は
「あなたは、
いい上司と悪い上司のお手本を二つ学んでよかったね。
次のところで生かせるよ」
と言いました。
曽野:
だから、
強烈にコミットするのが教師の役目なんですよ。
あるいは強烈にコミットされるものを受け入れることが
学ぶ者の義務なんです。
コミットするというのは、
何も人だけじゃないんです。
生きていればいじめに遭うこともある、
病気になることもある、
倒産することもある。
その悲しみや恨みを味わってこそ人生だし、
それらをしっかりと溜め込んでいけば思わぬところで力を発揮するんです。
例えば私は両親が不仲で、
家庭内暴力も体験したし、
自殺未遂の道連れになりそうになったこともある。
そういう悲しみや恨みを溜め込んできたからこそ、
小出しにして小説を書いてこられた。
そう考えると、
不幸というものはれっきとした私有財産なんです。
対談 日本よ、甦れ!
作家 曽野綾子
ノンフィクション作家 クライン孝子 より
「事実はひとつ、考え方はふたつ」
というのは和田裕美さんの言葉ですが…
起こってしまった事実は誰にも変えられません。。。
( ;´・ω・`)人(´・ω・`; )
だからこそ
たとえそれが悪い出来事であったとしても
そこに意味を見出し
苦しみながらも
曽野さんの言われるように「私有財産」として
蓄えることで
さらに人間として成長することができるのでしょうね♪
( =゚ω゚)ノ( =゚ω゚)ノ