あなたの心を軽くする「ことばのはね」

あなたの心を軽くする「ことばのはね」のブログです。

規律があるからどう生きるかを考える☆

8月のテーマは「思いをこめる」です☆

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曽野:

私は人生の初期段階の教育とは

「強制」

だと思っているんですよ。

だって、

朝起きて

「おはようございます」

なんてどういう意味か子供は分からないんですから。

強制しなきゃ挨拶なんてできませんよ。

でも、

私が

「教育には強制が必要」

と言ったら、

もう全国から叩かれた、

叩かれた。

クライン:

躾に強制が必要というのは当たり前じゃないですか。

寝たい時に寝て、

朝起きるのも気が向いた時だけでは人間とはいいません。

朝昼晩があることで、

食事もきちんと済ませろ。

教育も受け、

悪いことをしてはいけないと、

子供のうちにしっかりと教えていくことが大切で、

それこそ、

人間が人生を生きていく上でのイロハですもの。

曽野:

いま日本では人を殺すことは人生最大の失敗だということも教えません。

犯罪にしても、

芸能人がテレビで

「万引きぐらいみんなしているよ」

と平然と言うような感覚です。

一応の規範意識を子供の頃に植えつけて、

それを大人になって受け入れるか拒否するかを煩悶していくことが、

人生をどう生きるかという問いに繋がっていくのではないかと思います。

いまの日本には規範意識も何もないから、

「どう生きるのか」

と考える風潮もないのです。

致知2010年8月号(致知出版社)」

対談 日本よ、甦れ!

作家 曽野綾子

ノンフィクション作家 クライン孝子 より

武道の言葉に

「守・破・離」

というものがありますが

教育にしろ

何かを習うにしろ

この順番なのではないか

と私は思います♪

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まずは正しいやり方を覚えるために

教えを「守る」

それをひたすら続ける時期

これがあるからこそ

その教えを抜け出し「破り」

「離れる」ことで

さらに高みに行ける

そういうものなんだと思います☆

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「自主性」

「自由」

「個性の尊重」

いろんな言葉が語られると思いますが

「しっかりした人間(自己)」をつくっていないと

とても危険な気がします♪

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