いまをどう生きるのか☆
以前にも紹介させて頂きましたが
残念ながら7月に亡くなられた「松原泰道」さんのご紹介です☆
「確かドイツのヘルマン・ベックでしたか、仏教に詳しい学者の本で知った言葉だったと思います。
先に挙げたように、人生には一寸先がわからないという苦しみ、それから万事自分の思うようにならないという苦しみがあるのですが、この二つの苦しみという問題の解決を図ろうとすると、そこに無常の世の中ならではの美しいものがあるというんです。
万事思うようにならないという、その限られた狭い人生の中にも生きる味わいというものがある、と彼はいうのです。これは、苦があるからこそ生きる意味が出てくる、という意味合いに解釈できると思います。
釈尊は確かに「この世は苦である」といいましたが、亡くなる前には「この世は美しい。人間の命は甘美なものだ」といっています。これは「苦であるがゆえに、そこに美しいものが生まれてくる」という釈尊のひとつの悟りであったように私は思うんです。」
松原泰道さん101歳と五木寛之さん76歳がともに語った「完熟の人生論」
『いまをどう生きるのか』致知出版社より
松原さんは他にも…
釈尊の教えを現代人が日常生活に体得するには、
「ありがとう」
「すみません」
「はい」
という挨拶言葉どおりに実行することだ
とも言われています☆
「有り難し」
ここに在るということが容易な事実ではなく稀有なこと
「済みません」
「おかげ」に対するご恩返しが済んでいないこと
「はい」
天地が与えてくれためぐりあいは肯定するしかないこと
本当に大切な言葉ですね☆
( =゚ω゚)ノ( =゚ω゚)ノ